研究会の概要

トランスペアレントクラウドコンソーシアム (略称:Tクラウド研究会) は、「デバイス」が「クラウド」と連携することによる、コンピューティングモデルの変化と、その有機的なデータ処理による新しい価値や市場創出についての研究活動を行います。

ネットワークの高速化、高品質化やコンピュータの処理能力の飛躍的な向上はアプリケーションのあり方を大きく変え、データの保存や処理をネット上で行うことも当たり前になりました。こうした技術変革は、コンピュータやスマートフォンだけではなく、あらゆる情報機器のデータ処理モデルを変えようとしています。特に M2M (Machine-To-Machine) と呼ばれる領域では、さまざまなデバイスやセンサーがネットネットを介してデータを保存/共有し、クラウド型の大規模なデータ処理によって新たな価値ある情報を生み出すことに大きな期待がかかっています。

本研究会は、膨大な数のデバイスがネットに接続され、透過的にクラウド上でデータを保存/処理することが、新たなコンピューティングモデルとビジネスの創出につながると考えています。我々は、この新たな市場を形成する3つの領域を、デバイスアプリケーション、大規模データ解析 (Big Data)、および、プラットフォームと定義し、各領域での技術開発と事業性の検討を進め、次世代のデバイスセントリックな市場創出に寄与する事を目指します。

東京大学 情報理工学系研究科 教授
江崎 浩